当店で多く扱いのあるメキシカンジュエリーたち。

品がよく繊細、そんなアイテムが多いメキシカンジュエリーを紐解いていきます。

メキシコは世界最大の銀の生産国。その中でも首都メキシコシティーの南西約170kmにあるTAXCO（タスコ）という町に古くから腕のよい職人が集まり、世界的に有名な銀製品の生産地となりました。

ヨーロッパで言うところのイギリスの高級紳士服店がひしめくサヴィル・ロウや、日本ならデニムの生産地倉敷や眼鏡の生産地鯖江みたいなイメージです。

現在でも10000人を超える銀細工職人がいると言われるほどメキシカンジュエリーの中心として知られています。

現行のものも非常にクオリティが高く人気なのですが、当店で扱うアイテムは主に1960年代から1990年代のもの。なぜならその当時は特に多くの職人がいる中でお互い切磋琢磨し、少しでも認知されようとデザインや品質を追い求めていたため。また手作業の温かみが最も感じ取れると私は感じたからです。

様々なデザインやボリューム感、装飾の有無。膨大な量のアイテムの中から現在の私たちに馴染むもの、日常使いしやすいもの、また他の方と被らないものを厳選し、皆様にお届けできたらと考えています。

ヴィンテージアイテムは気に入ったものと自分の指のサイズが合ったらそれは運命。昔足繁く通っていた服屋のオーナーが言っていました。

是非皆様のお気に入りを探してみてください。